12月18日,金沢市内にて,本学を中心に北陸の4大学と6つの病院が連携する「北陸認知症プロフェッショナル医養成プラン(認プロ)」 と,信州大学を中心に6大学で遺伝性疾患を総合的にマネジメントする医師を養成する「難病克服!次世代スーパードクターの育成(NGSDプロジェクト)」による合同シンポジウムを開催し,医師や研究者,学生など約90名が参加しました。
今回のシンポジウムは,文部科学省・課題解決型高度医療人材養成プログラムの平成26年度採択事業である両プロジェクトの分野の融合を図るため,メインテーマを「遺伝医療と認知症」と設定。シンポジウムでは,まず認プロの事業推進代表者として本学の山崎光悦学長があいさつを行い,続いて,認プロのプロジェクトリーダーを務める本学医薬保健研究域医学系の山田正仁教授,NGSDプロジェクトの事業統括を務める信州大学医学部の福嶋義光教授から,それぞれのプロジェクトの概要について紹介がありました。その後,「遺伝子医療の新展開」「認知症の遺伝的側面」と題した2つのセッションが行われ,一線で活躍する研究者6名が登壇。参加者らは,遺伝医療と認知症に関する最先端の研究に理解を深めました。