2月6日,日本学術振興会より第9回(平成30年度)日本学術振興会 育志賞の発表があり,本学から大学院医薬保健学総合研究科保健学専攻看護科学領域博士後期課程3年の中島由加里さんの受賞が決定しました。平成22年度に本賞が創設されて以来,本学からは初の受賞となります。
日本学術振興会 育志賞は,天皇陛下の御即位20年に当たり,社会的に厳しい経済環境の中で,勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として,平成21年に陛下から賜った御下賜金を基に,将来,我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで,その勉学及び研究意欲を高め,若手研究者の養成を図ることを目的としています。
中島さんは「慢性リンパ浮腫におけるリンパ管の観察と炎症・線維化プロセス解明の基礎研究」の研究テーマで評価され,受賞となりました。
授賞式は,平成31年3月8日に日本学士院(東京都)で執り行われます。