発熱反応の分子スイッチを発見 -輸送体による脳内PGE₂ 濃度調節機構を解明-
金沢大学医薬保健研究域薬学系(薬物動態学)の中西猛夫准教授,玉井郁巳教授,大学院医薬保健総合研究科博士後期課程の中村吉伸らの研究グループは,帝京大学薬学部の出口芳春教授らとの共同研究により,脳の視床下部の体温調節中枢に作 […]
登録日:2018-5-24
ビタミンCがアポリポタンパクE E4保有女性の認知症リスクを下げる可能性を世界で初めて報告
金沢大学医薬保健研究域医学系脳老化・神経病態学(神経内科学)の山田正仁教授,篠原もえ子特任准教授らの研究チームは,認知症の強力な遺伝的危険因子であるアポリポタンパクE(アポE)(※) E4を有する高齢女性において, 血中 […]
登録日:2018-5-23
四肢の形成の決め手となるシグナルを発見!
金沢大学がん進展制御研究所のニコラス・バーカーリサーチプロフェッサー(招へい型)らは,シンガポール国立大学,イスタンブール大学の研究グループとの共同研究により,四肢の異常を引き起こす原因となる遺伝子を特定しました。 四肢 […]
登録日:2018-5-22
自閉症における抗肥満メカニズムを解明-肥満症の新たな治療法開発に期待-
金沢大学医薬保健研究域医学系の西山正章教授,九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授,名古屋市立大学薬学研究科の喜多泰之助教・白根道子教授らの研究グループは,自閉症の原因たんぱく質であるCHD8(※1)が,脂肪分化や […]
登録日:2018-5-16
水蒸気とニッケルを用いた非プラズマプロセスによるダイヤモンドの高速・異方性エッチング技術を開発
金沢大学理工研究域電子情報通信学系の德田規夫准教授,大学院自然科学研究科電子情報科学専攻博士後期課程の長井雅嗣氏らの研究グループは,国立研究開発法人産業技術総合研究所先進パワーエレクトロニクス研究センターダイヤモンドデバ […]
登録日:2018-5-1
メタボから幹細胞を守るしくみを発見!
金沢大学がん進展制御研究所/ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の田所優子助教,平尾敦教授らの研究グループは,スタンフォード大学,中国医学科学院,東京大学,京都大学,大阪大学,慶應義塾大学,九州大学,がん研究会が […]
登録日:2018-4-27
世界初!細菌べん毛タンパク質輸送の交通整理のしくみを解明―FlhAホモログを直接ターゲットにした創薬スクリーニングが可能に―
金沢大学新学術創成研究機構ナノ生命科学研究所古寺哲幸教授,安藤敏夫特任教授らの研究グループは,大阪大学,名古屋大学および九州大学の研究グループと共同で,高時間高空間分解能で生体分子の反応や構造変化の観察が可能な高速原子間 […]
分子に“触れる”と,どのように振動するのか? 力場中の単一分子の振動エネルギーを解明!
金沢大学理工研究域数物科学系の岡林則夫助教,新井豊子教授の研究グループは,レーゲンブルグ大学のフランツ・ギージブル教授,リナエウス大学のマグナス・ポールソン准教授らの研究グループと共同で,走査型プローブ顕微鏡(※1)の金 […]
登録日:2018-4-25
先魁プロジェクト2018の支援プロジェクトを採択
金沢大学ではこのたび,「先魁プロジェクト2018」の支援プロジェクト7件を採択しました。 先魁プロジェクト2018は,国際競争力のある大学として発展していくため,本学における研究の先鋭化および新たな強みとなる新領域・融合 […]
登録日:2018-4-23
平成30年度文部科学大臣表彰 科学技術賞および若手科学者賞を受賞
平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を本学の教員4名が受賞しました。 <科学技術賞(開発部門)> わが国の社会経済,国民生活の発展向上等に寄与する画期的な研究開発もしくは発明であって,現に利活用され […]
登録日:2018-4-11
医薬品に含まれる重要な構造の効率的合成法を開発
本学の向智里理事(研究担当),大学院医薬保健学総合研究科博士後期課程の河口康晃さん,同博士前期課程の藪下絢矢さんの研究グループは,1つのアレン(※1)の両末端に2つのアルキン(※2)を連結させたアレン−アルキ […]
登録日:2018-3-26
北陸の心房細動患者を対象とした調査研究で 血中BNP値が高いほど脳梗塞の発症リスクが高まることを発見
金沢大学医薬保健研究域医学系循環器病態内科学の山岸正和教授,川尻剛照准教授,附属病院循環器内科の津田豊暢助教,附属病院検査部の林研至助教らの研究グループは,北陸の心房細動患者を対象とした調査研究を通して,血中のBNP(※ […]
登録日:2018-3-15
氷の結晶の核となる黄砂粒子の捕集と分析に成功!
本学大学院自然科学研究科博士後期課程の岩田歩さん,および環日本海域環境研究センターの松木篤准教授らの研究グループは,雲の中で氷の結晶を形成する働きを持つ氷晶核を正確に判別する新たな手法を開発し,実際に黄砂飛来時の浮遊微粒 […]
登録日:2018-3-9
脳梗塞後の脳バリア機能低下を制御する仕組みを解明 -脳梗塞急性期治療への応用に期待-
金沢大学医薬保健研究域医学系の寳田美佳助教,堀修教授らの研究グループは,脳梗塞後の病態悪化に関わる,血液脳関門(※1)の破綻を調節する新たな仕組みを明らかにしました。 脳梗塞後の血液脳関門の機能破綻は,脳梗塞急性期に起こ […]
登録日:2018-3-6
熱いアセノスフェアの流入が沈み込むプレートに高温をもたらす-日本海の成因解明につながる,マグマからの証拠を発見-
本学大学院自然科学研究科博士後期課程自然システム学専攻1年の平井康裕さん(国立研究開発法人海洋研究開発機構海洋掘削科学研究開発センター 研究生),国立研究開発法人海洋研究開発機構の田村芳彦上席研究員は,北海道教育大学の岡 […]
登録日:2018-3-5
金沢大学ナノ生命科学研究所第1回国際シンポジウム「The 1st NanoLSI International Symposium – Towards Establishment of New Research Field: Nanoprobe Life Science-」を開催
2月21日,22日の2日間にわたり,金沢大学ナノ生命科学研究所(NanoLSI)は,日本科学未来館(東京)において第1回国際シンポジウムを開催し,国内外の研究者を含む約120名が参加しました。 開会にあたり,冒頭,福間剛 […]
登録日:2018-3-2
明滅するオーロラの起源をERG(あらせ)衛星が解明-宇宙のコーラスにあわせて密かに揺れる電子の挙動がつまびらかに-
金沢大学総合メディア基盤センターの笠原禎也教授の研究グループは東京大学,名古屋大学,大阪大学,東北大学,宇宙航空研究開発機構と共同で,明滅するオーロラの起源をジオスペース探査衛星ERG(あらせ)の観測により解明しました。 […]
登録日:2018-2-15
医薬品への新しい合成ルートを拓く ~2つの触媒のフラスコ内での協働に成功~
金沢大学医薬保健研究域薬学系の大宮寛久教授らの研究グループは,独立した機能を持つ2つの触媒を同時に活用することで,入手容易なアルデヒド(※1)から高い付加価値を持つケトン(※2)化合物をわずか1工程で合成することに成功し […]
登録日:2018-2-13
宇宙からの電磁波で高速明滅する陽子オーロラを発見!日本とカナダの国際共同観測
金沢大学理工研究域電子情報学系の尾﨑光紀准教授,八木谷聡教授,名古屋大学宇宙地球環境研究所の塩川和夫教授,三好由純准教授,大塚雄一准教授,国立極地研究所の片岡龍峰准教授,カナダ・アサバスカ大学,京都大学,米国・カリフォル […]
登録日:2018-2-7
太るとなぜ血糖値が高くなるのか?肝臓の糖取り込み機能をコントロールする分子を世界で初めて特定!
金沢大学新学術創成研究機構 革新的統合バイオ研究コア栄養・代謝研究ユニットの井上啓教授,渡邉一史研究員(日本学術振興会特別研究員)らの研究グループは,肝臓のブドウ糖を取り込む機能(糖取り込み)をコントロールする分子「Si […]
登録日:2018-1-15