人間社会研究域学校教育系 准教授 上森 さくら |
Q.1. なぜ、この研修を受講しようと思ったのですか?
金沢大学に着任した折に、本学が国際化に力を入れていることを知りました。そして、同僚の先生からおすすめされて研修受講を決めました。その後、研修参加がよい気分転換・発想転換の機会となったことと、本学の同僚教員を中心に英語でコミュニケーションする知人・場面が増えたことから、いくつかの研修を受講しています。
Q.2. 研修はどうでしたか?
Jamie先生は、驚くことに、英語の歴史的変遷についてはもちろんのこと、日本の伝統文化、現代史、音楽、映画、文学、ウェイトトレーニング、武道、生物、料理(お菓子づくり含む)、ゲームと様々なジャンルについて詳しい上に、語り口のユーモアも多彩です。私の専門とする生活指導論はまさに全てのトピックが研究に関わってくるので、言語的側面からも文化的側面からも刺激を受けています。さらに最近はJenny先生も加わったことで、私の得るものはさらに多くなっています。
Q.3. 研修で得た最大の成果は何ですか?
金沢大学関係者の知人が増えたことです。生まれも育ちも縁のなかった土地で、親類・友人も北陸地方にはいなかったなかで、このことはとても心強かったです。英語の能力的な面でいえば、いつもJamie先生が私の現在地より「少し難しい単語」「少し難しい言い回し」「より意図・感情が伝わりやすいイントネーション」等を指導してくれているので、少しずつ成長している自分を実感しています。
Q.4. 研修で苦労したことは何ですか?
これまで苦労を感じたことはありません。分からないときは、いつでも分かるまで質問に答えてもらえます。スケジュールが厳しい時も相談できます。研修外の英語活用場面で困ったことについても(英語での文書校正等)、助けてもらうことが多くあるので、全体的にはむしろ苦労は減っていると思います。
Q.5. この研修で得たものを今後どのように活用したいですか?
研究や教育の場面を中心に、英語でコミュニケーションを取らなければならないときに、意図することが正確に、失礼にならないように発信できたらと思います。また、それを通じて、金沢大学や金沢市の魅力も伝えられればと思います。
Q.6. 英語で行う授業について、抱負をお聞かせください。
まずは、英語で資料作成、可能であれば助成を受けて英語で担当科目の教科書をつくってみたいです。
Q.7. これから受講される方へ一言お願いします!
現在ELPでは、様々な種類の研修が用意されています。「宿題なし、出入り自由」に会話を楽しむものもありますので、たとえば「気分転換・発想転換・知人を作るために」から入ってもよいのではないでしょうか。Jamie先生もJenny先生も魅力的な方ですのでぜひ会ってみてほしいです!