5月11日,国際基幹教育院は,特別講演「RESAS(リーサス)とビッグデータ」を開催し,約80人が参加しました。
特別講演では,内閣府内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局ビッグデータチーム長代理の早田豪氏から,RESAS(地域経済分析システム)の多彩な機能の解説があり,その後,RESASを活用した地域経済活性化の政策立案の取り組み事例について紹介がありました。実際に中高大学生がRESASを活用し た政策立案コンテストに応募し,そのアイデアが自治体の政策に反映された事案もあり,自治体のみならず,教育面での今後の活用も視野にいれて開発・活用に 力点を置いているとの説明がありました。
その後,金沢大学が連携して全国の大学に先駆けて平成28年度から国際基幹教育院にて開講するRESASを活用した授業GS科目「統計学で未来を見る」に向けた取り組みを,本学国際基幹教育院GS教育系の松浦義明講師が紹介しました。
参加者は学外の企業関係者,県内自治体関係者,本学教職員及び学生(学士課程学生及び大学院課程学生)と幅広く,質疑応答の時間には活用事例としての元データの取り扱いや,今後の教育現場での活用について質問がありました。