7月16日から18日の3日間にわたり,地域「超」体験プログラムが珠洲で行われ,留学生を含む学生36名が参加しました。
共通教育科目「地域『超』体験プログラム」は昨年度からスタートし,事前講義(3回),合宿(2泊3日),事後講義(1回),報告会,最終レポート作成・ 提出で構成されています。己を鍛え,己を磨き続ける学生生活を送るために,仲間と苦楽を共にする環境下で,知力・精神力の重要性と多様な価値観の存在,社 会の構成員の一人であることを認識することで「人間力」の強化をめざすものです。
珠洲では,座禅体験や保全林の下草刈り,民泊体験,山崎光悦学長および柴田正良理事の講義などが行われました。下草刈りではあいにくの小雨模様の中,学生 らは,授業で出会った仲間と共に助け合いながら作業を進め,民泊体験では,珠洲市の方と生活を共にし,直接話をすることで,先立って行われた事前講義で学 習した内容を肌で感じ,地域への理解をより深めました。最終日の民泊報告会では,学生らから「珠洲の温かさに触れた貴重な経験でした」「事前学習の知識を 生かしていろいろな話ができた」などの報告があり,それぞれが珠洲に溶け込み自分を表現する力を身に付けたようでした。今後,事後講義,報告会を行い,最 終レポートを提出することで1単位が付与されます。
地域「超」体験プログラムは,今年度4回の実施を予定しており,次回は8月6日から8日にかけて白山地区で実施されます。