8月6日から8日の3日間にわたり,地域「超」体験プログラムが白山麓で行われ,外国人留学生を含む学生22名が参加しました。
共通教育科目「地域『超』体験プログラム」は昨年度からスタートし,事前講義(3回),合宿(2泊3日),事後講義(1回),報告会,最終レポート作成・ 提出で構成されています。これは,己を鍛え,己を磨き続ける学生生活を送るために,仲間と苦楽を共にする環境下で,知力・精神力の重要性と多様な価値観の 存在,社会の構成員の一人であることを認識することで「人間力」の強化をめざすものです。
座禅体験,山崎光悦学長および向智里理事の講義のほか,白山麓の白峰地区では,林業体験,民泊体験などが行われました。初日の林業体験では,白峰の里山で 30度を超える気温の中,和菓子用ようじや漢方薬になるクロモジを伐採・収穫し,枝葉を落とす作業を行いました。民泊体験では白峰地区の方と生活を共に し,家事や仕事を手伝いながら家族の温もりや地域の文化に触れるなど,貴重な体験となりました。また,2日目には手取川ダム,最終日に手取川ジオパークを 巡り,事前学習で得た知識を基礎にして実際の手取川流域の災害対策や自然,歴史について学びました。今後,事後講義,報告会を行い,最終レポートを提出す ることで1単位が付与されます。
地域「超」体験プログラムは,今年度4回の実施を予定しており,7月の「能登・珠洲」に続き,今回の「白山麓」が2回目の実施となりました。次回は9月30日から10月2日にかけて,「能登・小木」で実施されます。