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タイ・コンケン大学病院で本学医学系教員が手術を実施

研究

8月29日、医薬保健学域医学系の村上英樹准教授らが、タイのコンケン大学で背骨のがん「胸椎悪性腫瘍」の摘出手術を行いました。

今回手術を行ったのは、コンケン大学病院に入院する48歳の女性で、本学が開発し行っている“次世代腫瘍脊椎骨全摘術”でしか命を救うことができない状況であることから、コンケン大学側から要請を受け実現しました。腫瘍の浸潤と癒着が想定をはるかに超えていたこともあり、約8時間に及ぶ大手術となりましたが、手術は無事成功しました。

本学とコンケン大学は2011年6月に大学間交流協定を締結し、研究・教育における交流を続けています。今回の来訪に際し、本学山崎光悦学長からの親書を、村上准教授からKittichai Triratanasirichai学長に手渡しました。村上准教授には、タイ王国政府教育省からの感謝状が贈呈されました。今後、本学とコンケン大学との友好的な交流関係がさらに深まることが期待されます。

村上准教授の手記はこちら

コンケン大学医学部Webサイトのニュース記事(英語)はこちら