11月18日に、KU-SGU Student Staff(※)主催による「[キャリア]×[グローバル]セミナー -これからの社会で求められる人材像-」を開催し、本学および他大学の学生、本学教職員ら約80名が参加しました。このセミナーは、本学学生が今後キャリアについて考える際に、どのようにしてグローバルな視点を取り入れるか、また、海外での体験をどのように生かすかといったことについて参考となる考え方を提示するため、KU-SGU Student Staffが企画しました。
セミナーは2つのプログラムから成り、第1部では、文部科学省で官民協働海外留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」のプロジェクトディレクターを務める船橋 力氏が講演を行いました。変わりゆく日本社会でどのような人材が必要とされるか、そして、そのような人材になるために留学で得られる経験とは何か、自身の体験も交えて熱のこもった講演を繰り広げ、参加した学生たちはメモを取りながら真剣な面持ちで話を聞いていました。
第2部では、船橋氏をファシリテーターとして、本学および他大学の学生ら6名がパネルディスカッションを行いました。「トビタテ!留学JAPAN」の奨学金を得て留学した学生たちが、留学のきっかけやそれによって得たこと、その経験がキャリアプランや就職活動にどのように影響したか、について意見を交わしました。セミナー終了後も、参加した学生たちが船橋氏やパネリストの学生らを取り囲み、熱心に質問する姿が見られました。
その後、船橋氏は山崎光悦学長を表敬訪問し、「トビタテ!留学JAPAN」の概況や本学の取組などについて意見交換を行いました。
※KU-SGU Student Staffとは
本学のSGU事業を、学生を含めた構成員に広く周知するため、本年7月に発足した学生スタッフ組織で、主として学生向けの取組を企画・実施し、大学とともに大学のグローバル化の推進を図ることを活動の趣旨としています。