登録日:2020年10月7日
9月29日,金沢大学ロシア同窓会設立を記念して,世界展開力強化事業「日露をつなぐ未来共創リーダー育成プログラム」のジョイントシンポジウムをオンラインで開催しました。本シンポジウムは同窓会キックオフイベントと,文化交流/理工/医薬の個別シンポジウムからなる二部制で実施し,第1部では,山崎光悦学長のビデオメッセージの後,金沢ロシア同窓会のドミトリー・タユルスキー会長(カザン連邦大学副学長)が,「状況が許せば2021年にカザン連邦大学で同窓会総会を開催できたら嬉しい」と今後への期待を述べました。その後,アラ・サルミナ副会長(クラスノヤルスク医科大学副学長)による両国・両校の交流実績の紹介に続き,学生アンバサダーである人間社会環境研究科のヴィクトリア・ヴォフクさんが同窓会の概要を紹介しました。
また第2部では,世界展開力強化事業「日露をつなぐ未来共創リーダー育成プログラム」の3プログラム(文化交流,基礎科学・先端科学技術,先制医療)に分かれ,それぞれが独自のシンポジウムを実施し,長年,交流実績の深い関係者との交流を深めました。
オンラインプラットフォームを用いれば,それぞれの場所にいながらにして交流が可能であることも徐々に明らかになってきましたが,一方で,実際に現地を訪問し,対面で交流を深めることの重要性を改めて感じる場面もあり,将来のハイブリッド型交流に向けた認識を新たにするシンポジウムとなりました。
ロシア同窓会および同窓会事務所の除幕式の様子はコチラ
学生アンバサダーによる同窓会の概要紹介の様子
山崎光悦学長によるビデオメッセージ