1月17日,「北陸未来共創フォーラム キックオフ・シンポジウム」を金沢市文化ホールにおいて開催しました。当日は金沢会場と,富山会場および福井会場をリアルタイム双方向オンライン接続し,北陸地域の産業人,自治体・団体職員,教育研究者など,約250名(3会場の合計)が参加しました。
本シンポジウムは,北陸経済連合会,富山大学,金沢大学,福井大学,北陸先端科学技術大学院大学の5者を幹事役として,北陸地域で活躍する農林業・水産業,製造業やサービス業,地方自治体や金融機関の方々が業種や組織規模を超えて交流する産学官金プラットフォーム「北陸未来共創フォーラム」を昨年10月に立ち上げたことを記念して実施しました。
シンポジウムでは,富山大学の齋藤滋学長による開会挨拶に続き,主催者を代表して北陸未来共創フォーラム会長の金井豊氏(北陸経済連合会会長)による挨拶があり,その後本学の山崎光悦学長から本フォーラムによる取り組みや構想等を紹介しました。
続いて,第一生命ホールディングス株式会社取締役会長の渡邉光一郎氏より「地方創生の実現に向けた産学官の役割と北陸未来共創フォーラムへの期待」と題した特別講演をいただき,さらに渡邉氏,金井会長および北陸先端科学技術大学院大学の寺野稔学長を交えてパネルディスカッションを行いました。
会場では,産学官金の連携による北陸地域ならではの価値共創エコシステムの展望について,参加者も含め活発な意見が交わされ,北陸地域は大きなポテンシャルを持つとともに,広域連携を行うことに適しており,本フォーラムでの取り組みが地方創生のモデルケースとなり得るとの期待が寄せられ,産学官金の連携による地方創生に向けた決意を新たにしました。
また,隣接スペースでは,北陸未来共創フォーラムの下に設置している6つのテーマ別分科会ごとのブースが設けられ,早速,テーマに応じた個別説明や具体的な相談等が交わされるなど,新たな出会いや交流が生まれていました。
北陸未来共創フォーラム Webサイト