3月12日,南開大学・金沢大学ジョイントワークショップをオンライン開催しました。このイベントは,2020年の3月に中国・天津の南開大学にて対面で行われることが計画されていましたが,新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い,延期を余儀なくされていました。しかし昨年10月に行われた第12回日中学長会議の際,双方の国際担当者による個別面談の機会を得たことで今回の開催につながりました。
開幕式で山崎学長および南開大学の王磊副学長によるビデオメッセージが流れ,各大学の紹介が行われた後,人間社会系分野(歴史),人間社会系分野(言語),理工学系分野,医薬系分野の4つの分科会に分かれ,それぞれの参加者による研究発表や討論会が行われました。すでに共同研究等で顔見知りである同士が,画面を通してながらも久々の再開を喜ぶ様子が見られました。そして,さらなる交流の提案や新しい分野での研究交流の模索,学生交流の可能性など様々なプランについて活発に意見が交わされました。
南開大学とは2008年12月に大学間交流協定を締結してから継続的に交流が行われており,2017年からは人間社会環境研究科にてダブルディグリープログラムも開始されています。今後も本学にとって研究・教育の重要なパートナーとして交流を深めていきます。