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【開催報告】「地方の国際化と活性化を推進する留学生キャリア形成・地域定着促進プロジェクト」シンポジウムを開催

その他

5月30日、文部科学省「大学の国際化促進フォーラム」事業の採択プロジェクトとして、本学が推進している「地方の国際化と活性化を推進する留学生キャリア形成・地域定着促進プロジェクト」のシンポジウムをオンライン開催し、大学、企業、自治体等の関係者から計121名が参加しました。

まず、本学の志村恵副学長(国際担当)の開会挨拶があり、続いて佐藤智哉准教授(国際機構)から本プロジェクトの概要説明を行い、その後、下記の基調講演を順次行いました。

基調講演の一題目として、静岡大学のライアン優子氏(国際連携推進機構・准教授)による「地方大学の取り組みからみえてくるもの ~静岡大学の産官学連携による留学生の日本就職に向けた教育・支援~」と題して、静岡大学と静岡県の連携を通じた留学生の就職支援の取組事例について講演がありました。

基調講演の二題目として、本学の深川美帆准教授(国際機構)と信州大学の佐藤友則氏(グローバル化推進センター・教授)による、「ビジネス日本語教育の現場から〜5年間の留学生就職促進プログラムを終えて〜」と題して、金沢大学と信州大学の留学生への日本語教育の現状や、日本企業に就職する上で必要な日本語能力、及び日本語能力と同等に重要であると考えられる要素について講演がありました。

基調講演の三題目として、本学の松島大輔教授(融合研究域)による、「留学生の地域定着のためのキーファクター」と題して、大学、留学生、企業、地域が共に変わる共創型国際産学融合への進展に向けた、「意識改革」ではない3大戦略、北陸の強みを生かした再創業、留学生を介した国際産学融合を目指したシン(新)産業化について講演がありました。

基調講演後、本シンポジウム全体の質疑応答を行い、最後に富山大学の池田真行氏(理事・副学長(国際担当、国際機構長))から閉会の挨拶を頂き、大盛況のうちに閉幕しました。

本プロジェクトのテーマ「留学生のキャリア形成・地域定着促進」にそって、上記の基調講演を行い、外国人留学生における全国の取組事例や、日本語教育の現状等について情報発信するとともに、本プロジェクトの取組、及び今後の展開について理解いただく大変良い機会となりました。

今後も継続して北陸・信州地域、並びに全国の大学等と連携して留学生のキャリア形成・地域定着を推進するとともに、本プロジェクトの全国への横展開を促進していきます。

<シンポジウムの開催概要>

プログラム詳細

<シンポジウム当日の動画>

https://youtu.be/CE6cLgdZ7wY
※7月末まで限定公開

<開催の様子>