金沢大学人文学類および研究課題グループ「文学における越境と普遍性」では、日系ブラジル人作家・オスカール・ナカザト氏をお招きし、講演会を開催することとなりました。
オスカール・ナカザト氏は1963年、パラナ州マリンガ生まれの日系3世で、ブラジル日本人移民の歴史をある一家に託して描いた小説『NIHONJIN』(2011)でブラジルの芥川賞ともいうべきベンピラー賞、ジャブチ賞をダブル受賞した、ブラジル文学界注目の作家です。本作が『ニホンジン』(2022.6水声社)として新たに翻訳刊行されることとなり、初来日いたします。文学・歴史・国際交流など幅広い観点から興味深いお話がうかがえる機会です。
日 時:7月8日(金)10:30〜12:00
■場 所:人間社会第1講義棟202教室
およびzoomによる同時配信
事前登録フォーム
https://kanazawa-university.zoom.us/meeting/register/tZ0kcO-hqDMrE90amZFkHEari450ImgXNzKn
■使用言語:ポルトガル語(日本語通訳がつきます)
連動企画
図書館展示:ブラジルの「ニホンジン」
2022年7月5日(火)〜18日(月)中央図書館にて
ミニ講演会:杉山欣也
7月6日(水)15:00〜15:30
中央図書館AV室(ブックラウンジで同時配信)
※本講演会はJSPS科研費課題番号20K00338「ブラジル日系文学、その変容過程の探究―小説と短歌の「現在」」(研究代表者:杉山欣也)および20H01271「海外日本語継承語(JHL)コーパスの開発と日本語・日本語教育研究への応用に(研究代表者:松田真希子)による研究成果の一部です。
共催:ブラジル外務省 在名古屋ブラジル総領事館