【ACT.10】グローバル時代と過渡期にある日本酒 産地ブランドの全国の事例から地方再生を考える
酒類全体の製成数量が減少傾向にある中、清酒については全国的な高級清酒の需要の高まりや海外輸出の増加などにより歯止めがかかってきています。高級清酒 の持続的伸長は清酒業界の成長だけに止まらず、酒造好適米を生産する「農家」や地域における「観光業」の振興に寄与し、ひいては「地域活性化」につながり ます。地域における清酒の需要拡大に向けたファンづくり等の取り組みを、一過性ではなく持続可能なものにしなければならず、他の文化や資源と結び合わせる とともに、清酒造りに関わる農家や酒造業者に加え、地域住民や行政、民間事業者との連携を先導する組織づくりが模索されます。今回の勉強会では日本酒を取 り巻く動向や活かし方、地域づくりの目指すべき方向性について関係者と共に考えます。
<プログラム内容>
・話題提供① 「日本酒と北陸地域をめぐる動向」 又木 実信(金沢大学大学院 修士2年)
・基調講演 「工業製品から文化製品へシフトする清酒産業 佐藤淳(㈱日本経済研究所 常務執行役員)
・話題提供② 酒蔵の事例 正司 和利(㈱福光屋 生産本部部長/酒造技能士 1級)
・話題提供③ 学生による日本酒の商品開発
・質疑と意見交換 生産者、流通業者、行政等の参加者の方々も交えた意見交換
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■日時 平成27年6月29日(月) 13:30-16:00(開場は13時から)
■場所 しいのき迎賓館 セミナールーム B
■対象 どなたでも
■参加料 無料 ※こちらから事前登録をお願いしております