7月18日から20日の3日間にわたり,地域「超」体験プログラムの「学長と行く能登・珠洲合宿」を実施し,留学生を含む学生30名が参加しました。
本合宿は,昨年度「学長と行く合宿」として2回行われたプロジェクトの内容を充実させ,今年度からスタートした共通教育科目「地域『超』体験プログラム」 の一つとして行われたもの。己を鍛え,己を磨き続ける学生生活を送るために,仲間と苦楽を共にする環境下で,知力・精神力の重要性と多様な価値観の存在, 社会の構成員の一人であることを認識することで「人間力」の強化を目指すものであり,今回の合宿に加え,事前および事後に講義を受講することで1単位が付 与されます。
合宿では,座禅体験や保全林の下草刈り,民泊体験,山崎光悦学長および柴田正良理事の講義などが行われました。下草刈りでは,学生らは,合宿で出会った仲 間と共に助け合いながら作業を進め,民泊体験では,珠洲市の方と生活を共にし,直接話をすることで,地域への理解を深めました。最終日の報告会では,学生 らから「コミュニケーション能力をもっとつけたい」「自分の住んでいた地域についてもっと知りたい」などの報告があり,それぞれの自分を磨くためのヒント を得られたようでした。
地域「超」体験プログラムは,本学のスーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業における取り組みの一つであり,本合宿は同事業の趣旨,戦略,と合致す る講演会やシンポジウムなどの総称「KU-GLOCS ACTシリーズ」の一つとしても位置付けられています。今回の合宿を含め「学長と行く合宿シリー ズ」は今年度4回の実施を予定しており,次回の合宿は9月17日から19日にかけて鳳珠郡能登町小木地区で実施されます。
(参考)事前講義「珠洲市の現状と課題」