地域創造学類

令和4年度入学者~

地域創造学類は,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり階層的な教育課程を編成し実施する。特に,地域課題科目群と地域創造科目群の選択的組み合わせによるプログラム制を導⼊し,学生の学修目標に沿った履修を実現する。

  1. 地域を知る基礎的な方法やリテラシーを学ぶ学類基礎科目群
  2. 地域とその諸問題を理解し,専門的知識を修得するための地域課題科目群
  3. 学生自身の将来像を意識させ,地域づくりのリーダーとしての素養を修得する地域創造科目群
  4. 地域を多面的に理解する調査や分析の方法を修得する演習及び実習科目群
  5. 多様な地域課題に対処する能力を高め,総合性を担保するための高年次の地域創造学特別演習
  6. 修得した知識と方法を統合的に発揮して自ら発見した地域課題に向かい合う卒業研究

加えて,地域課題解決に実践的に取り組むための現地実習やインターンシップを配置し,フィールドワークによるプロジェクト学習や問題解決学習の手法を導入した実践的学修機会を用意する。また,学生の能動的学習を積極的に促すアクティブラーニングの手法を取り⼊れるとともに,外国語による地域創造に関する情報の収集と発信機会を提供する。

~令和3年度入学者

  1. 知識・理解     人間の生活基盤となる地域とその諸問題を理解するための専門的知識を修得している。

    【地域プランニング】 ・理念目標・社会的責任: ・現状理解・把握: ・実践論・対処方法:
    【福祉マネジメント】 人権の保障 福祉の歴史、制度・政策 援助技術・方法、ソーシャ ル・アクション
    【環境共生】 持続可能な社会の実現、 環境思想 食料の生産・流通・消費、 自然災害と防災、里山の 保全、環境資源の管理 GIS技術、環境学習、環 境再生医
    【地域プランニング】 地域活性化 コミュニティ基盤、生活環 境基盤、地域資源の発 見・評価、地方行政 地域計画、地域情報伝達
    【健康スポーツ】 生涯スポーツライフ  健康・運動・栄養・体力・ 発達、スポーツの文化と 歴史 ヘルスプロモーション、ス ポーツマネジメント
  2. 技能・表現

    • 地域課題の解決に必要な調査や分析の方法を修得している。
    • 他者の声に耳を傾け,自らの考えを的確に伝達するコミュニケーション能力とコーディネーション能力を身につけている。
  3. 思考・判断     地域や社会の諸問題を生活の諸側面から多角的に分析し考察できる。
  4. 関心・意欲     地域の諸問題を自ら探求し,よりよい地域の創造に貢献する意欲を持っている。
  5. 態度 地域で暮らすすべての人に共感と尊敬を持って接することができる。

教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

必修の学類共通科目を履修した後,各コースで専門テーマを深く学べるように編成する。また,演習や論文指導でのきめ細かな少人数教育を基本に,調査実習,体験 実習など現場での実習教育を重視する。

1年次には,共通教育科目と地域創造学類共通科目を通じて,将来の地域社会の維持と発展を担うための地域創造学の基礎を学ぶ。2年次には,講義と演習科目から 各コースの基礎を学ぶ。3年次には,応用演習と実習により,コースの専門的知識と技術を修得し,4年次では,自ら課題を発見し解決するための卒業研究に取り組み, 地域における調査とフィールドワークを通じて,地域が求める課題に実践的かつ総合的に取り組めるようになっている。少人数教育によるきめ細かな学習支援により, 現場での実践力を確実に修得できるようにカリキュラムが編成されている。

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