人文学類

人文学類

 ディプロマ・ポリシー(DP)にかかげる能力と資質の育成を実現するために,以下のような教育課程の編成と実施の方針を策定する。

  1.  学士課程4年間を通じて, KUGSに対応したGS科目や導入科目を体系的に履修して,学士課程教育の基盤となる幅広い豊かな教養を身につける。またGS言語科目(英語)のみならず,必ず初習言語をひとつ以上選択することで,外国語コミュニケーション能力,異文化への関心と理解力を養う。(☞DP1,4に対応)
     

  2.  1年次より「人間社会学域GS科目」と「人文学基盤科目」を履修し,前者では人文科学,社会科学の基本的問題や方法論を,後者では人文諸学の基本研究内容,研究手法,そして基礎知識をそれぞれ幅広く学修し,人間社会学域および人文学類での専門教育における基盤的教養を身につける。(☞DP1,2に対応)
     

  3.  英語については,1年次でのGS言語科目の履修を踏まえて,2年次以降も,学域GS言語科目や,各プログラムで提供される英語演習科目・英語講義科目を履修し,また,英語履修プログラム「言語文化学」において,所属する主履修分野での所定の学修に加えて,言語を中心とする文化の固有性や多様性を英語によって学際的・分野横断的に学ぶことで,継続的に英語運用能力の向上を図る。(☞DP4対応)
     

  4.  専門科目は,講義系科目と演習系科目(プログラムによっては実験,実習,フィールド調査を含む少人数科目)に大別されるが,いずれのプログラムの講義・演習等でも,個人あるいはグループ単位での口頭発表,報告書(レポート)作成,討論,調査など学生の能動的・主体的な授業参加を求めるとともに双方向的な授業を進めることで,専門的知識の獲得に加えて,自己表現,他者理解,コミュニケーション等の能力を養っていく。(☞DP3,4に対応)
     

  5.  4年次には全プログラムにおいて卒業論文演習を通じて卒業論文を作成する。卒業論文は,共通教育と専門教育の集大成となるもので,1年次から4年次まで習得してきた基盤的教養と専門教育における学修成果を総合しながら,学生自らが課題やテーマを設定し,データ・資料・史料等を収集,分析,読解し,自己の見解を明晰かつ論理的に表現していく能力の養成ができたかどうかを最終的に確認するものである。あわせて口頭試問では,自己の所説の説明に加えて批評・批判・異論に耳を傾けこれに柔軟に対応できる能力も評価される。(☞DP1,2,3,4に対応)
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