日本学生支援機構奨学金「奨学金継続願」

 日本学生支援機構の貸与奨学金は,毎年1回,奨学金継続の意思を確認するためにインターネット入力により「奨学金継続願」を提出する必要があります(奨学金継続を希望しない場合も「継続を希望しない」の入力が必要です)。
 2024年度以降は給付奨学金の継続申請にあたり「給付奨学金継続願」の提出が不要となります。
 継続願提出後,奨学金(貸与・給付)継続の可否を判断する「適格認定(学業)」を行い,学業成績等の状況によっては「廃止(奨学生としての資格を失う)」処置となることもあります。

令和5年度 奨学金継続願

対象者

 【貸与奨学金】令和5年10月末現在,「奨学金振込中」又は「保留中」の者
 【給付奨学金】令和5年10月末現在,「奨学金振込中」,「保留中」又は「停止中」の者

  ※ 以下の者は対象外(手続き不要)です。
    ・令和6年3月までに満期・辞退等により奨学金の貸与・給付が終了する者
    ・すでに奨学金の貸与・給付が終了している者(在学猶予中の者を含む)
    ・奨学金が「休止中」の者
    ・(貸与奨学金のみ)奨学金が「停止中」の者(ただし,給付奨学金との併給調整により
     第一種奨学金の振込額が0円となっている者は手続きが必要

    ・令和5年11月以降に奨学生に採用された者
    ・令和6年4月に大学院等へ進学する者(新規申込が必要)

必要手続き

 ① 奨学生採用時に登録したスカラネット・パーソナル(スカラPS)にログインし「貸与(給付)額通知」
   で奨学金の貸与(給付)額を確認する(スカラPS未登録者は新規登録してください)。
  (貸与奨学金のみ)
   人的保証選択者は連帯保証人及び保証人にも「貸与額通知」を確認してもらうこと。

 ② 以下の「提出(入力)期間」内にスカラPSにて奨学金の継続を「希望する」又は「希望しない」のいずれかを願い出る。

 スカラネット・パーソナル(https://scholar-ps.sas.jasso.go.jp/mypage/)
  ※入力前に必ず,以下の「マニュアル・入力準備用紙」及び「入力時の注意点」を参照してください。

提出(入力)期間

 令和5年12月15日(金)~令和6年1月5日(金)8:00~25:00【期日厳守】
  ※ 土・日・祝日も入力可能です。ただし,令和5年12月29日(金)~令和6年1月3日(水)は利用できません。

マニュアル・入力準備用紙

・貸与奨学金

 【学域・総合教育部学生】「貸与奨学金継続願」準備用紙

 【大学院学生】「貸与奨学金継続願」準備用紙

・給付奨学金(修学支援新制度)

 【学域・総合教育部学生】「給付奨学金継続願」準備用紙

入力時の注意点

 ① 来年度に奨学金の継続を希望しない場合も,意思確認のため必ず「希望しない」の入力をしてください。
 ② 奨学金の継続を「希望しない」を選択した場合,貸与奨学金においては「辞退」,給付奨学金においては
  「停止(奨学金の支給が中断されます。奨学金の支給はありませんが,給付期間として通算されるため
  総支給月額から削減されます。)」となり,4月以降は振り込まれませんので,入力は慎重に行ってください。
 ③ 誤入力を防ぐため,入力前に必ず上記「入力準備用紙」を印刷・記入し,入力は準備用紙を参照しながら
   行ってください。
 ④ 入力は奨学生番号ごとに行ってください。「第一種奨学金+第二種奨学金+給付奨学金」を利用している
   場合,3回の入力が必要です。
 ⑤ (貸与奨学金)入力項目の「H-経済状況」の直近1年間(令和4年12月~令和5年11月)の収入と支出を
   入力する欄について,収支の差額が一定額(学域・総合教育部学生:36万円,大学院学生:45万円)以上
   ある場合,貸与奨学金は返還が必要な奨学金であること改めて認識し,借りすぎ防止のために貸与月額を
  見直すなどを行ってください。
 ⑥ 入力後,16桁の受付番号が表示されますので,必ず印刷もしくは画像データで保存してください。受付番号が
  表示されない場合,奨学金継続願の提出(入力)が正常に行えていません。また,提出(入力)が完了している
  場合は,スカラネット・パーソナルの「奨学金継続願提出」画面で,奨学生番号ボタンの右側に「提出済」と
  表示されます。
 ⑦奨学金の「継続」を願い出ても,修得単位数の不足,成績不振による留年,卒業期の延期などの事由があると,
  奨学金が「廃止」又は「停止」となる場合があります。
 ⑧ (給付奨学金)出席状況や学習取組の姿勢が不十分であり,
   その理由がやむを得ない事情(災害,傷病その他やむを得ない事由等)によるものである場合は,
   継続願の「学修の状況」欄に詳細を入力し,令和6年2月29日(木)までに学生支援係に必ず
   申し出て下さい。斟酌すべき対象と認められる場合があります。
   ※入力後に申し出が無かった場合は,斟酌すべきか否かの判定対象外とします。
 ⑨提出後も提出(入力)期間内は,入力した内容をスカラPSから確認及び訂正が可能です。

奨学金継続願提出(入力)後の流れ

・奨学金の「継続」を願い出た場合
 成績状況等により,奨学金を継続してよいか審査(適格認定)のうえ,以下の処置を決定します。
 奨学金の交付が継続となった場合でも,4月の振込日は通常より遅くなります(令和6年度:4月19日(金))

処置

処置の内容

廃止

奨学金の交付を取りやめます。
奨学生としての身分を喪失し,貸与終了に関する手続きを行う必要があります。

停止 奨学金の交付を停止します。
停止事由が解除された場合,復活が可能な場合があります。
警告

奨学金の交付は継続しますが,学業成績が回復しない場合は「廃止」又は「停止」
となることを警告し指導します。

継続 奨学金の交付を継続します。

 

・貸与奨学金を「辞退」した場合
 貸与奨学生としての身分は3月をもって終了し,4月以降奨学金は振り込まれません。
 後日,返還等についての案内を送付します(5月下旬頃を予定)。
 なお,在学中は返還の猶予を受けることができます。詳細は上記案内時にお知らせします。
・給付奨学金を「停止」した場合
 3月分の振込みをもって「停止」となり,4月以降の振込みが止まります(給付終了とはなりません)。
 「停止」期間中,奨学金の支給はありませんが,給付期間として通算されるため総支給月額から削減されます。
 振込再開を希望する場合は,学生支援係へ申し出てください。
 なお,給付奨学生としての身分は継続していますので,在籍報告等の手続きは引き続き必要です。

よくある質問

Q. スカラネット・パーソナル(スカラPS)にログインできません。
A. スカラPSには,利用登録の際に各自が設定したID・パスワードでログインします。奨学金申込時に利用したID・パスとは異なるので注意してください。

Q. ID・パスを失念したので,ログイン画面で「ユーザーID・パスワードを忘れた場合」ボタンを押して必要情報を入力したが,認識されない。
A. 当該確認情報入力では,スカラネット・パーソナルを最初に利用登録した際の奨学生番号・振込口座情報でないと認識されません。
 第二種から第一種への移行をしていたり進学前にスカラPSの登録をしたりしている場合,以前の奨学生番号・振込口座情報を入力してください。

 その他の質問については前ページ( 奨学金・各種給付・貸付等)のチャットボットでも対応しています。ぜひご利用ください。
 ※継続願について不明な点は,日本学生支援機構ホームページの「奨学金継続願の提出」やよくある質問等も参照してください。
  リンク:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/saiyochu/taiyo/keizoku_negai.html

お問い合わせ先

 金沢大学学務部学生支援課学生支援係
 〒920-1192 石川県金沢市角間町
 Mail: stsien@adm.kanazawa-u.ac.jp
 ※奨学金継続願に関するお問い合わせは,メールにてお願いします。

FacebookPAGE TOP