本学で義務付けている学生保険
本学では,学生生活における事故に備え,令和元年10月入学者から,学生教育研究災害傷害保険(学研災)及び学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)への加入を義務付けています。いずれの保険も,全国の大学・短期大学の学生を対象とし,公益財団法人日本国際教育支援協会が取り扱っている補償制度です。
※付帯賠責のみの加入はできません。
※外国人留学生には「学研災」及び「インバウンド付帯学総」への加入を義務付けています。
1.学研災及び付帯賠責の概要
学研災
国内外において,①教育研究活動中に生じた急激かつ偶然な外来の事故,②通学中,学校施設等での移動中の事故によって身体に被る傷害(ケガ)に対して保険金が支払われます。
付帯賠責
国内外において,正課,学校行事,課外活動又はその往復において,他人にケガを負わせた場合,他人の財物を損壊した場合等により,法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害について保険金が支払われます。インターンシップや実習等の活動において加入が必須です。
学研災及び付帯賠責の詳細についてはこちら:JEES 学生教育研究災害傷害保険 WEBサイト
2.加入手続き及び保険期間
加入手続き
(1)所定の払込用紙により,保険料を最寄りの郵便局で払い込んでください(払込手数料は加入者負担)。
(2)払込用紙は,所属する学域学類・研究科の学生担当係又は保健管理センターにあります。
(3)新入学者は、合格発表後に送付される入学手続要項に同封の払込用紙により、払い込んでください。
(4)保険料を払い込んだ際に発行される「振替払込請求書兼受領書」または「ご利用明細票(ATM支払の場合)」は捨てずに大切に保管してください。払い込みをしたことの証明になります。
<手続き時の参考資料>
保険期間
保 険 始 期 | 保 険 終 期 | |
---|---|---|
4月入学者(4~8月入学者が対象) | 4月1日午前0時から |
保険期間が終了する年次の 3月31日午後12時まで |
9月入学者 | 9月1日午前0時から |
保険期間が終了する年次の 8月31日午後12時まで |
10月入学者(10~3月入学者が対象) | 10月1日午前0時から |
保険期間が終了する年次の 9月30日午後12時まで |
※入学月の前月以前に保険料を払い込んだ場合は,入学月の1日から保険が有効です。
※入学月以降に保険料を払い込んだ場合は,払い込みの翌日から保険が有効です。ただし、保険の補償が途切れないよう、入学月以前に払い込むことを強く推奨します。
※誤った金額を払い込んだ場合、保険が無効になる恐れがあります。
※払込取扱票の記入内容に誤りがあった場合、保健管理センター(TEL:076-264-5254またはE−mail:soudan-h@adm.kanazawa-u.ac.jp)から連絡することがあります。
3.加入状況の確認
アカンサスポータル(kanazawa-u.ac.jp)より確認ができます(随時更新)
- ログイン後、「学務情報サービス」をクリック
- 「学務情報」をクリック
- タブが表示されるので、その中の「学研災」を選択する
※直近で加入手続きを行った学生については、表示まで1~3ヶ月かかる場合があります。
4.加入者のしおり
(1)入学時、新入学者オリエンテーションで配付しています。所属する学域学類・研究科の学生担当係又は保健管理センターでも入手できます。
(2)以下日本国際教育支援協会Webサイトからもダウンロードできます。
→今年度版の「Aタイプ(死亡保険金最高2000万円)加入者のしおり」を確認してください。
- 付帯賠責:JEES 学研災付帯賠償責任保険
→今年度版の「付帯賠責 加入者のしおり」を確認してください。
→法学研究科 法務専攻(法科大学院)の学生は、今年度版の「法科賠 加入者のしおり」を確認してください。
5.加入証明書の発行
インターンシップ先や留学先などから、保険加入証明書の提出を求められる場合がありますので、必要な学生は余裕を持って申し込みしてください。
<加入証明書発行申込書>
・【日本語版】学研災及び付帯賠責 加入証明発行申込書.pdf
・【日英併記】学研災及び付帯賠責 加入証明発行申込書.pdf
窓口での申し込み
場所:保健管理センター(角間キャンパス 本部棟1階)
受付時間:平日 8:30~16:30
持ち物:学生証、振替払込請求書兼受領書またはご利用明細票(直近で加入手続きを行った学生のみ)
- 「学研災及び付帯賠責 加入証明発行申込書」をダウンロードし、必要事項を記入してください。保健管理センター窓口にも申込書がありますが、事前に準備をすることで、手続きをスムーズにできます。
- 学生証を提示のうえ、申込書を保健管理センターへ提出してください。学生証のコピーはこちらで行います。
- 最短で申込書受領日の翌日昼以降(翌日が土日祝日の場合は、休日明けの昼以降)に受け取りが可能です。
郵送での申し込み
- 「学研災及び付帯賠責 加入証明発行申込書」をダウンロードし、必要事項を記入してください。
- 申込書、学生証のコピーを保健管理センター宛に送付してください。直近で加入手続きを行った学生は、振替払込請求書兼受領書またはご利用明細票のコピーも同封してください。
- 最短で申込書到着日の翌日昼以降(翌日が土日祝日の場合は、休日明けの昼以降)に受け取りが可能です。
※原則、加入証明書の受け渡しは窓口での対応となりますが、郵送を希望の学生は切手貼付の返信用封筒を同封してください。
6.契約内容変更に関する手続き
以下の事項が発生した場合は、早めの届け出・手続きを心がけてください。
休学
休学をする学生は、所属する学域学類・研究科の学生担当係に届け出た後、保健管理センターの窓口へ申し出てください。
保険期間中に通算して1年(365日)以上※1の間休学した場合は、休学期間が終了し復学後に申し出があれば、休学の期間に係る保険料を返還します(1年未満の端日数は切り捨て)。ただし、休学期間中の事故による保険金請求を行った場合は返還不可となります。
※1 通算して1年(365日)以上とは、継続的または断続的(例えば6か月+6か月など)に休学期間が1年(365日)以上ある場合を指します。ただし、複数の保険期間をまたぐ休学は合算できません。
加入申し込み時の保険期間は延長されませんので、その後の保険適用を受けるためには、加入申し込み時の保険期間終了直前に新たに加入手続を行うことが必要です。
退学(解約)※除籍、死亡、早期修了も含みます
退学(除籍、死亡、早期修了を含む)をする学生は、所属する学域学類・研究科の学生担当係に届け出た後、保健管理センターの窓口へ申し出てください。
未経過年度に応じて保険料を一部返還します。学年度の中途において退学した場合には、当該学年度に係る差額保険料については返還を行いません。
手続きは保健管理センターで行います。保健管理センターの窓口にて、①学生証、②返金先の口座情報が分かるもの(キャッシュカードまたは通帳のコピー)※1を持参してください。
※1 返金先にゆうちょ銀行口座を希望する場合は、通帳を持参してください。
特約追加・付帯賠責コース変更
転学類や学類移行など、所属の変更により特約の追加(接触感染予防保険金特約)や付帯賠責のコース変更が必要な学生については、所属する学域学類・研究科の学生担当係に必ず届け出てください。その後、指示に従い手続きを進めてください。
(1)付帯賠責のコース変更の際は、残りの保険期間を一旦解約し、新規で加入する必要があります。解約の手続きは前項の退学と同様です。
(2)医学類・薬学類・保健学類に移行をする学生または、医学類・薬学類・保健学類から他学類に移行する学生は以下を参照。
(3)総合教育部(理系)から医学類・薬学類・保健学類に移行する学生は以下を参照。
※1 令和6年度以降に入学した総合教育部(理系)の学生が対象です。令和5年度以前に入学した総合教育部(理系)の学生は手続きが異なります。詳しくは保健管理センターに問い合わせてください。
※1、2 手続きの前に、所属する学域学類・研究科の学生担当係(総合教育部に所属の学生は基幹教育学務係)に必ず届け出てください。
7.保険金請求に関する手続き
学研災、付帯賠責の対象になると思われる事故が発生した場合は、以下のとおり手続きを進めてください。
学研災(自身がケガをした場合)
<正課中及び通学中のケガ>
所属する学域学類・研究科の学生担当係に事故の発生を報告してください。その後、指示に従い手続きを進めてください。
<課外活動中のケガ>
- 保健管理センターに事故の発生を報告してください。
- 学研災 事故通知システム で東京海上日動に事故報告してください。
- 事故報告をしたら、画面を印刷し、保健管理センターに提出してください。確認後、保険金請求書を渡します。
- 記入済の保険金請求書と通院時の領収書等を以下の担当係まで提出してください。
・学内の事故…保健管理センター
・学外の事故…学務部学生支援課(本部棟2階)
- 大学での事故証明手続きが完了しましたら、書類一式を返却します。その後、学生自身が東京海上日動の学校保険コーナーに送付してください。
- 請求手続き完了後、東京海上日動から保険金が支払われます。
※注意
- 事故発生日を含め30日以内に報告してください。
- 課外活動中のケガについては、その活動が本学で承認されている必要があります。また、課外活動の顧問教員に事故証明をもらう必要があります。
- 本学が承認する課外活動団体一覧は以下より確認してください
→ Ⅵ 学生生活-10 課外活動-2.課外活動団体一覧
付帯賠責(対人・対物で事故を起こした場合)
- すぐに事故の発生を東京海上日動 学校保険コーナー(TEL:0120-868-066)に連絡してください。分かる範囲で以下の内容を伝えましょう。
・自分の氏名、年齢、大学名 ・事故の発生日、時刻 ・事故の発生場所
・被害者の氏名、年齢 ・事故の原因 ・被害(傷害、損壊等)の程度
- 所属する学域学類・研究科の学生担当係または保健管理センターに事故の発生を報告してください。保険金請求書を渡します。
- 記入済の保険金請求書と東京海上日動指定の証拠書類を所属する学域学類・研究科の学生担当係または保健管理センターに提出してください。
- 大学での事故証明手続きが完了しましたら、書類一式を返却します。その後、学生自身が東京海上日動の学校保険コーナーに送付してください。
- 請求手続き完了後、東京海上日動から保険金が支払われます。
【学研災及び付帯賠責に関する問合せ先】
保健管理センター
TEL:076−264−5254
E−mail:soudan-h@adm.kanazawa-u.ac.jp
その他の学生保険
以下の保険は保健管理センターでは取り扱っていません。詳細や問合せ先については各項目を確認してください。
本学が外国人留学生に加入を義務づけている保険
外国人留学生向け学研災付帯学生生活総合保険(インバウンド付帯学総)
- 外国人留学生は「学研災」及び「インバウンド付帯学総」への加入が必須です
- 学内外におけるケガ・病気の治療費補償や加害事故の賠償責任補償など、外国人留学生の学校生活を幅広くサポートします
- 詳細はこちら:学生保険|学生生活|外国人留学生支援サイト|金沢大学
留学で海外に行く学生へ加入を義務づけている保険
学研災付帯 海外留学保険(付帯海学)
- 学研災への加入が必須
- 海外留学中のケガ・病気、事故、盗難に遭った場合などを補償します
- 詳細はこちら:危機管理・保険 – 金沢大学 (kanazawa-u.ac.jp)
任意保険
学研災付帯学生生活総合保険(付帯学総)
- 加入推奨
- 学研災への加入が必須
- 学内のみならず、学外の活動も広範囲に補償します
- 詳細はこちら:大学生の保険(付帯学総) | 東京海上日動あんしんコンサルティング
- 加入、保険金請求などの問合せは入学手続き時に配付したパンフレットを確認してください
学生総合共済
- 金沢大学生活協同組合が取扱窓口
- 病気で入院・手術・ケガによる入院や手術・通院が保障の対象になります
- 大学生の行動範囲の広さに対応した保障制度です
- 詳細はこちら:学生総合共済・保険について|生協・共済|金沢大学生活協同組合