学域、学類の教育研究上の目的

融合学域

広範な分野にわたる教養と文理融合の知見を醸成し、課題発見・解決の知を展開することで、地域と世界に貢献することを理念とし、知識基盤社会の中核的リーダーシップを発揮できるイノベーション人材を養成することを目的とする。

先導学類

地球規模で急速に起こっている社会の変容や科学の進展を的確に踏まえた上で、表出する複層的な諸課題に関し、人文科学・社会科学・自然科学等の多様な知見を活用しながらその解決に取り組むとともに、新たな「知」を社会へ展開する意欲と素養を身に付けた社会変革を先導する人材の養成を目的とする。

観光デザイン学類

地球規模で急速に起こっている社会の変容や価値の共感を的確に踏まえた上で、我が国の観光産業の諸課題に関し、人文科学・社会科学・自然科学等の多様な知見を活用しながらその解決に取り組むとと もに、Society 5.0 や新たな日常に対応し、多核連携型の国際観光立国を見据えた新たな観光価値をデザインする人材の養成を目的とする。

スマート創成科学類

地球規模で急速に起こっている社会の変容や技術の飛躍を的確に踏まえた上で、表出する多様な未来の諸課題に関し、人文科学・社会科学・自然科学等の多様な知見を活用しながらその解決に取り組むとと もに、仮想と現実の高度な融合を活用して持続可能なスマートシティを見据えた未来の科学を創成する人材の養成を目的とする。

人間社会学域

人間及び人間社会に関する普遍的真理の探求とともに、激変する複雑な社会状況の下で、人間及び人間社会が直面する諸問題の解決に貢献寄与するための教育を行い、社会に貢献しうる自発的な課題探求能力や解決能力を持ち、かつ多文化共生時代にふさわしい理解力と判断力を持った個性的な人材を養成することを目的とする。

人文学類

少人数による学生参加型の授業科目を学修の中心に置き、文献読解、実験、調査、フィールドワークなどを通して自発的に課題を発見し、その解決方法を身につけ、広範な人間の行動・思考・創造及びその蓄積としての思想・歴史・文化・言語等を深く理解した、総合的・学際的視野を持つ人材を養成することを目的とする。

法学類

現実の社会に潜む法的・政策的課題に対応できる能力を育成するためのカリキュラムを設定し、少人数教育の導入によって、多様な形での討論を通して法律学、政治学に関する専門的な知識を修得するため、現代社会の規範とその適用及び公共的課題への取組みに関する総合的な判断力を身につける教育を行い、現代社会に対して幅広い関心を持ち、よりよい社会実現のために法的思考によって問題の解決策を導き出し、自発的かつ意欲的に課題発見に挑み,、その探求と解決に必要な能力を備えた人材を養成することを目的とする。

経済学類

高度な情報処理能力、調査研究能力及び政策分析・立案能力を身につけるため、少人数でのゼミナール、フィールドワーク及びケース・スタディを重視した実践的な教育を行い、現代社会において各地域で起きている様々な問題を、経済理論と経済政策,経営学・情報科学及び世界各地の経済と社会の比較考察という3つの側面から捉え、現代の様々な問題に的確かつ迅速に対処することができる専門的知識を持った人材を養成することを目的とする。

学校教育学類

教科等に関する専門的な知識や技能、それらを教授する能力、子どもとコミュニケーションする能力、子どもの間での討議・討論及び自主的・自活的活動を援助する能力を重視し、教師としての使命感、教育的愛情、教育観、子ども観及び専門的な諸能力を身につける教育を行い、グローバルな視野に立って考えながら、ローカルな個別、具体の問題解決に向かって行動する義務教育段階の諸学校の教師を組織的及び計画的に養成することを目的とする。

地域創造学類

総合性と専門性を並行して修得できる教育カリキュラムの中に少人数の演習・調査実習・体験実習などを取り入れ、問題解決のための実践的なスキルの向上を目指す。地域創造学類で学ぶ4年間を通じて、地 域の自然的・文化的資源、伝統、人材、資金、社会関係などを専門的に分析把握し、自治を活かした地域固有のスタイルで、住民の健康・福祉・環境・産業・文化・観光を発展させるとともに、新たな価値創出に よって地域を再生し活性化するため、質の高い個性ある地域を計画・設計・政策立案する能力を持った人材を養成することを目的とする。

国際学類

国際社会と日本社会に関する基礎知識を修得し、諸地域の実態を踏まえた国際関係のマクロ的理解及び個々の地域に関する実践的知識を修得する専門教育を展開する。仕事で使える英語と日本語教育の ための日本語を含む各地域の言語の高いレベルでの修得を目指す教育を行い、21世紀のグローバル化が進んだ社会の本質を理解し、異文化を持つ他者とのしなやかな共生を可能とする人材を養成すること を目的とする。

理工学域

基礎科学と工学の先進的な研究を通して理工学の高度な専門知識を育み、高い倫理性と豊かな教養を備え、課題探求能力と国際感覚をもって自然環境と調和のとれた科学と技術の発展を目指し、人類の幸福 のため世界で活躍する個性輝く人材を養成することを目的とする。

数物科学類

現代の科学技術を根底で支えている数学、物理学及び計算科学の教育を通じて、物事に対する根源的な理解と、それを具体的な対象に対して応用し発展させる能力を育み、それによって今日の科学と社会の 発展に貢献できる人材を養成することを目的とする。

物質化学類

基礎化学及び応用化学に関する幅広い知識を体系的に身に付け、化学を通じて人類が自然と共生しながら持続的に豊かに生きるための科学、科学技術及び文化の発展と充実に貢献することができる人材を 養成することを目的とする。

機械工学類

高度化、精密化、知能化,、学際化するものづくりに対して、自然環境との調和を図りながら工業・産業の広い分野で活躍できる技術者・研究者を養成することを目的とする。

フロンティア工学類

先進的かつ安全な近未来人間社会を創造するために、電子情報工学、機械工学、物質工学の知と技を結集して、ナノの世界から宇宙空間までを対象とした様々な未踏領域を切り拓き、工学の飛躍的発展を 牽引していくエンジニアや研究者を養成することを目的とする。

電子情報通信学類

電気電子・情報通信工学の専門的な知識と技術を基に、これらが必要とされる様々な分野において、深い洞察力と広い視野により最先端の技術課題を解決し、高い倫理観を持ちながら、社会の持続的な発展に 貢献できる技術者・研究者を養成することを目的とする。

地球社会基盤学類

地球環境科学及び土木都市工学に関わる俯瞰的で幅広い基礎知識と特化した専門知識を身に付けた、高度な学理探求を目指す研究者、地球環境の課題解決や人々の豊かな生活と持続的発展を志向する安全で安心な社会の基盤づくりを担う技術者、ならびに次世代の人材育成を担う教育者を養成することを目的とする。

生命理工学類

生物学、バイオ工学及びそれらを支援する生命情報学の観点から、生命と生態系システムの構築と作動原理を解き明かす研究者と、水産業を含む様々なバイオ関連産業に貢献する新技術を開発する技術者、及び次世代の人材を育成する教育者を養成することを目的とする。

医薬保健学域

高齢化・少子化や疾病構造の変化を背景に、日常生活の質[Quality of Life(QOL)]を重視した患者本位の全人的医療の提供のため、関連する医学、保健学及び薬学の分野が相互に協力して、統合的な医療 教育を行い、人間性を重視し,、総合的な能力を有する高度医療人及び研究者を養成することを目的とする。

医学類

早期体験実習(アーリー・エクスポージャー)、基礎配属での医学研究体験、コア・カリキュラム対応統合型教育、小人数チュートリアル教育、地域医療臨床実習及び診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ) などを実施するとともに、全国共用試験Computer―based Test(CBT) や客観的臨床能力試験( Objective Structured Clinical Examination;OSCE)で臨床前教育の充実を図り、幅広い教養、豊かな感性、人間への深い洞察力及び問題解決・コミュニケーション能力を備え、全人的医療ができる能力を身につける教育を行い、人間性を重視し、かつ高度で総合的な能力を有する医療人・医学者を養成するこ とを目的とする。

薬学類

薬学における基礎的及び専門的な知識・技術の修得はもとより、薬学が人間の生命に関わる学問であることを踏まえ、豊かな人間性と高い倫理観を兼ね備えた高度な専門職業人としての薬剤師を養成するとともに、次の世代の医療薬学教育研究者を養成することを目的とする。また、医療人としての倫理観を養い、医療の専門家としての健康と疾病に関わる基礎知識を修得するとともに、臨床現場における実践的な技能と態度、また薬物治療に起因する問題を同定・評価して解決する能力を身につけさせることを教育研究上の目的とする。

医薬科学類

次代の先進医療や画期的新薬開発等のイノベーションにつながる先端的な医薬科学研究を世界レベルで展開するための高度な研究基盤力を備えた人材を養成する。また、医学と薬学の基礎的知識、生命医科学領域/創薬科学領域の研究を遂行するために必要な専門的知識・スキル並びに世界をリードする研究者に求められる研究マインド、倫理観及び国際性を身につけさせることを教育研究上の目的とする。

保健学類

保健学における基礎的及び専門的な知識・技術を修得し、豊かな人間性と高い倫理観を備えた高度な医療人としての看護師・保健師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士を養成するとと もに、保健学の発展を担う教育研究者を養成する。また、医療人としての社会的使命感を涵養し,現代社会及び将来の保健・医療・福祉における諸課題を探求し解決できるような、総合的で学際的な保健学の能力を身につけさせることを教育研究上の目的とする。

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