8月6日,共通教育科目「未来デザインプラクティス『文月(小木)』」が能登町・小木で行われ,学生7名,学長・理事を含めた教職員16名が参加しました。
当日は,本学の臨海実験施設にて環日本海域環境研究センターの鈴木信雄教授より「クルマエビのひみつ」と題した講義があり,実際に解剖をしながらクルマエビの生態について学んだ後,能登海洋水産センターへ船で移動し,施設内を見学しました。
午後からは,能登町の田代信夫副町長から能登町の取り組みについての講演があり,その後,融合研究域融合科学系の松田真希子教授から「ことばの研究で日本と世界を耕す」と題した講義がありました。また,講義の合間には星の観察館「満天星」にてプラネタリウムの鑑賞を楽しみました。
さらに,和田学長の講義では,学長自身の経験と重ねながら「人々との偶然の出会いや交流が未来の自分や社会を変えることにつながる」というメッセージが伝えられ,学生が今後のキャリア形成について考える機会となりました。
その後の成果報告会では,3つの学生チームが「金沢大学の未来を自分たちでデザインしていこう」というテーマに沿ってプロジェクトの発表を行い,2つのチームに優秀賞が贈られました。
今回の『文月(小木)』に加え,先立って実施された『皐月(五箇山)』『水無月(珠洲)』の各プラクティスから選出された計6チームは今後,企画したプロジェクトを実行に移し,12月に白山で行われる最終成果報告会で発表します。
未来デザインプラクティス『皐月(五箇山)』の記事はコチラ
未来デザインプラクティス『水無月(珠洲)』の記事はコチラ