11月21日,人間社会学域学校教育学類附属高等学校とグローバル人材育成推進機構SGH特区教育センターは第2回SGH研究大会・第25回高校教育研究協議会を開催し,学内外から関係者約160名が参加しました。
本大会は,本学附属高等学校が昨年,文部科学省平成26年度「スーパーグローバルハイスクール(以下SGH)」の研究開発指定校となったことを受け毎年開催しているもの。大会では,全国初となる学年生全員による公開模擬国際会議の実施をはじめ,本事業のひとつである「教科のSGH化(既設教科の内容と方法の改善)」の取り組みとして実践している授業の公開や,1年生が進めている「地域課題研究」の成果発表などが行われました。公開模擬国際会議では2年生全員が世界14か国の代表になりきり,これまで学んだことをいかしながら活発に意見を出し合うなど,大会をとおして,グローバルな視点で自らの意見を持つ生徒の姿を見ることができました。
あわせて行われた研究協議会では,柴田正良理事(教育担当)らによる挨拶,SGHの取り組みについての報告や,京都大学大学院教育学研究科の西岡加名恵准教授から本事業への助言もあり,本事業を視察した参加者らは,本事業の取り組みについて理解を深めました。