KUGSを実現するため,KUGSの理念を踏まえた科目をGS科目群として設定します。GS科目,GS言語科目,学域GS科目,大学院GS科目で構成され,学士課程から大学院課程を通じて,金沢大学としてKUGSで掲げた能力を備えた人材を育成します。
本学在学中に獲得した専門知識や教養を将来母語と英語の両方で表現し,世界と分かち合える学生を育てることを目的として,英語による授業を大幅に増加させます。さらに世界各国から意欲ある優秀な留学生を数多く受け入れるために,英語のみで卒業・修了できる教育プログラムを設置します。
タフツ大学と連携して,学生,教員,職員それぞれを対象とした英語プログラムを実施します。ネイティブの語学教育のエキスパートによる少人数英語トレーニングを通じて,大学全体の英語力強化を進めます。
体力・精神力の重要性を認識し,多様な価値観を受け入れ,学生自身が社会の一員であることを自覚することを目的とするプログラムです。学生は,下記2つのプログラムのうちいずれかを卒業までに履修することが求められます。キャンパス外での学びを通じて,将来の国際社会で生き抜くための人間力の涵養を図ります。
金沢大学の国際交流協定校を中心に設定された海外プログラムの中から,学生の希望する国で学びます。文化の異なる国での生活は,学生をさまざまな面で大きくします。
留学生とともに地域の人たちと交流を深め,日本文化理解や地域理解を促すとともに,自らの将来像を描いた目的意識のある学生生活の実現を促します。
金沢大学に優位性のある研究,独自性の高い研究グループを研究ユニットとして配置し,機構内での融合研究を通じて,新たな学術領域の創成を目指します。機構には,高等教育部門も設け,優秀な大学院生を対象としたエリート教育を行います。将来,教員や研究者を目指す大学院生に,海外研究派遣や教育経験を積ませ,研究能力はもちろん多様な能力を育成します。