6月20日から7月8日の3週間，留学生受け入れプログラム「Discover and Experience Art in Kanazawa（DEAi Kanazawa）」が新たに実施されました。本プログラムは，金沢大学と金沢美術工芸大学との協力事業として行われたもの。学生たちは，6月20日～7 月2日は金沢大学で，7月4日～8日は金沢美術工芸大学でさまざまな日本のアートを学び，体験しました。第1回目となる今回は，アメリカから1名，イギリ スから1名，オランダから2名の計4名の学生が参加しました。

学生たちは，論文を読んで日本の芸術の歴史と知識を身に付け，芸術の専門家の方々の講義をとおして情熱や技を学びながら，実際に体験も行いました。また， 金沢市内の美術館や兼六園を訪問し，水引や書道，茶道といった日本の文化やアートに触れました。金沢美術工芸大学では，実際に日本画や染物，象眼工芸など の作品作りにも挑戦。さらに，能登地方での1泊2日のフィールドトリップも行われ，塩田での塩作りや祭りの見学など，能登地方における独自の文化に触れま した。

7月8日には修了式が行われ，プログラムを無事に終えた学生4名全員が参加証明書を受け取りました。これもひとえに，本プログラムに関わる両大学の先生方や日本人学生，芸術の専門家の方々の協力によります。