8月21日,タイのバンコク市内において,本学および国立六大学国際連携機構の主催で,国立六大学バンコク事務所(SixERS ASEAN Platform:AP-SixERS)開所式を挙行しました。
この事務所は,千葉大,新潟大,金沢大,岡山大,長崎大,熊本大の国立六大学で組織する国立六大学連携コンソーシアムが,世界の地域とのアライアンス間の交流促進を目的として展開する共用事務所の1つで,平成26年11月の長春事務所(中国・長春),平成28年8月の欧州事務所(オランダ・ライデン)に続き3つ目の開所となります。
式には,在タイ日本国大使館の小林茂紀広報文化部長,ASEAN University Networkのチョルティス・ディラティティ エグゼクティブディレクターほか政府機関,タイの本学協定校,バンコクに拠点を置く日系企業関係者ら約100人が出席し,開所を祝いました。
主催者を代表して本学の山崎光悦学長が感謝の意を述べ,来賓を代表して在タイ日本国大使館の小林広報文化部長から期待を込めた祝辞がありました。続いて,関係者によるテープカットが行われ,最後にAP-SixERS所長となる本学の大谷吉生副学長(国際担当)が今後の活用に向けた決意を述べました。この開所式はタイ・日修好130年記念事業に認定されており,これを契機として両国の教育・研究交流を基盤としたASEAN地域での連携促進が期待されます。
その後,引き続き,事務所が入居するKXビル内見学,バンコク事務所開所記念懇談会が行われました。記念懇談会は,KXビルを所有するモンクット王工科大学トンブリのサカリンドル・ブミラタナ学長による歓迎のあいさつ,新潟大学の髙橋姿学長の乾杯発声に始まり,国立六大学の紹介,来賓からの暖かいメッセージが披露され,AP-SixERSに対する関係者らの期待感が,バンコク中心部で一体となりました。