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地域「超」体験プログラム(能登・珠洲)を実施

人間力

登録日:2019年7月22日

7月13日から15日の3日間にわたり,地域「超」体験プログラムの能登・珠洲合宿が珠洲市三崎町を中心に行われ,学類1年生39名が参加しました。このプログラムは平成26年度にスタートし,今年で6年目となります。

共通教育科目である「地域『超』体験プログラム」は,事前講義(3回),合宿(2泊3日),事後講義(1回),最終レポート作成・提出で構成されています。己を鍛え,己を磨き続ける学生生活を送るために,仲間と苦楽を共にする環境下で,知力・精神力の重要性と多様な価値観の存在,社会の構成員の一人であることを認識し,「人間力」の強化を目指します。

本合宿では,坐禅体験や保全林の下草刈り,民泊体験,学長講義,地域で活躍する先輩社会人講話などが行われました。下草刈りでは,合宿で出会った仲間と共に汗を流しながら作業し,民泊体験では,手伝いや食事,食後の談話など,生活を共にする中で民泊先の方の考えや思いに触れ,意見を交わしました。最終日の民泊報告会では,「コミュニケーション能力をもっとつけたい」「実際に足を運んで直接見聞きしないと分からないことがたくさんあった」などの報告があり,学生らはそれぞれの自分を磨くヒントを得られたようでした。

また,地域で活躍する先輩社会人講話では,東京都から珠洲市に移住した志保石薫氏が講演。移住のきっかけや,自身が行っている珠洲市周辺で育まれ受け継がれてきた暮らしの知恵を次代に伝えていくためのさまざまな活動についての話を聞き,地域に根差した多様な生き方について理解を深めました。

地域「超」体験プログラムは,今年度4回の実施を予定しており,次回は9月27日から29日にかけて白山麓で実施されます。


能登学舎の前で記念撮影


坐禅体験で精神統一


保全林の下草刈りの様子


志保石薫氏による先輩社会人講話