毎日英語が飛び交う職場で
語学力向上の意欲が湧いています
野村 唯奈
国際部留学企画課留学支援係
2021年度入職
(2023年3月現在)
現在どのような仕事をしていますか?
留学生対象の奨学金に関する業務では、留学生の所属部局、文部科学省や奨学財団等と連絡を取り、より多くの留学生が経済的支援を受けられるよう業務に取り組んでいます。留学生の受入れに関しては、渡日前後の留学生と連絡を取り、渡日及び日本での生活に必要な書類の作成・提出をサポートしています。また、本学への留学希望者及び本学に在籍する留学生向けのWebサイトを令和5年度に一新することとなり、その制作にも携わっています。
印象に残っているエピソードを教えてください。
共通教育科目の「未来デザインプラクティス」に若手職員として参画し、学生が考えたプロジェクトを一緒に実行しました。内容が国際交流に関するものだったため、これまでの業務で得た知識や経験を活かし、学生に的確なアドバイスができたと感じています。また、プロジェクトを企画した日本人学生と、参加してくれた留学生が交流を楽しんでいたのが印象的でした。学生と職員それぞれの目線からよりよい金沢大学を共創する、その一歩に携わることができ、大変貴重な経験でした。
大学職員に求められるスキル等について教えてください。
入職後初めての配属先が国際部で、英語力(特に「書く・話す」)の重要性を実感しました。学生時代の英語のテストやTOEIC等で身につけた「読む・聞く」力を前提に、海外から届くメールに返信したり、留学生と会話したり、といった「書く・話す」英語が必要です。私は決して英語が得意なわけではありませんが、やはり“英語を話せたらかっこいい!”と思いますし、毎日英語が飛び交う職場で刺激を受け、学生時代以上に語学力向上に意欲が湧いています。
現在の職場での面白さややりがいはどのようなところですか。
異国の地で学ぶ留学生にとって、国際部が第一の窓口になるべきだと感じています。もちろん、国際部を訪れたからといってすべての問題が解決できるわけではありませんが、困ったときにまず相談できる窓口となり、適切な部署へ繋ぐ役割を担うことで、留学生に「金沢大学に留学してよかった」と感じてもらえたら嬉しいです。留学生の満足度向上が、結果的に本学の留学生数増加、国際化に繋がっていくと考えています。
1年の業務スケジュール
通年
- 国費及び私費外国人留学生に関する業務
- 調査もの回答作成(留学生在籍状況、奨学金受給状況等)
3月~4月 | 新規渡日(春入学)留学生対応 |
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5月~11月 | 私費留学生対象の奨学金に関する業務(部局へ候補者選出依頼、書類とりまとめ、民間財団へ推薦等) |
9月~10月 | 新規渡日(秋入学)留学生対応 |
12月~3月 | 国費留学生採用に関する業務(部局へ候補者選出依頼、協定校へ募集通知送付、書類とりまとめ、文部科学省へ推薦等) |