人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。
*海外留学ファーストステッププログラムinバンコク(夏)(オンライン研修)*
人間社会学域国際学類/KU-SGU Student Staff
私は、2021年夏に開催された、海外留学ファーストステッププログラムinバンコクに参加しました。依然として続く新型コロナウイルス感染症の拡大のため、オンライン形式での参加だったとはいえ、今の私に多くの学びを残してくれた2週間となりました。
このプログラムを通して私自身が一番刺激を受けたことは、海外の学生の表現力とコミュニケーション力の高さです。上述したように、自分の思いや考え・感想を表現したい、言語化したいと思っても、すぐに適切な言葉を見つけることができないことが多々ありました。海外の学生は、英語が母語ではないはずなのに、積極的に自信を持って、様々なことを発言していました。そんな姿を見て、私は発信できない理由を言語力の至らなさのせいにしてはいけないと自らに言い聞かせました。コミュニケーションを取ろうとするその姿勢こそが大切なのだと。そして、もっと自分に自信を持とうと日を重ねるごとに思うようになりました。
プログラム終了後、金沢大学の事後研修で、プログラムで学んだことを映像で伝える「デジタルストーリーテリング」を作ることになりました。個人の体験や感想を短い映像にして表現するのです。私はテーマに「笑顔」を選びました。なぜなら、プログラム内で説明のあったタイの「笑顔」や、タイがよく微笑みの国と呼ばれる理由についてより深く知りたいと思ったからです。タイには13種類もの笑顔があり、どんな状況でもタイの人々は笑顔を忘れない、そしてそれらの笑顔には様々な意味が含まれていて、なかには日本ではあり得ないような場面で使う笑顔もあるなどなど…をマヒドン大学のバディとやり取りしながら映像を作っていくなかで、タイに存在するたくさんの笑顔に含まれる意味をさらに深く知るこができました。
このプログラムへ参加したことで、「笑顔」という一つのトピックについて、世界の人々と意見を交わし、協働し、関わることができました。一見すると同じように見える笑顔は、タイと日本でこんなにも異なっていることを知り、もしかすると他の国ではもっと異なる意味があるのかもしれないとも思いました。今まで家族との思い出を通して見てきた大切な国タイが、プログラムを通してより広い視野を私に与えてくれたような気がします。もしかすると、異文化理解というのはこうした気付きのステップの積み重ねかもしれません。今後も、アンテナを張って興味のあることに挑戦し続け、私の視野と世界をもっと広げていきたいです。
最後に、デジタルストーリーテリング作成に協力してくださったマヒドン大学・バディのBamさん、Monさんをはじめ、皆様ありがとうございました。また素敵なご縁があり、ヒューストン大学のBulent Dogan教授が運営されているデジタルストーリーテリングコンテスト(DISTCO)のホームページに、私の作品を掲載していただけることになりました。プログラム担当の松田先生、DISTCOで取り上げてくださったヒューストン大学のDogan先生、ありがとうございます。
*One Young World 2023 Belfast Summitに参加*
自然科学研究科地球社会基盤学専攻 / KU-SGU Student Staff
飯田 吟太 さん
*One Young World 2022 in Manchester に参加*
自然科学研究科自然システム学専攻/KU-SGU Student Staff
石黒 歩 さん
*派遣留学プログラム(ドイツ・ヴュルツブルク大学)*
留学時:人間社会学域地域創造学類(留学後:人間社会環境研究科地域創造学専攻に進学)
加藤 瑞葉 さん
*KU-SGUタンデム企画に参加*
理工学域数物科学類/人間社会環境研究科
寺尾 皓/エブヌ・マライニーン さん
*One Young World 2021 Munichに参加*
人間社会環境研究科地域創造学専攻/KU-SGU Student Staff
砂子阪 将大 さん
*海外留学ファーストステッププログラムinバンコク(春)(オンライン研修)*
人間社会学域経済学類
山門 未来 さん
*フィリピンにおける自然災害の理解とその対応:室内・野外実習を通した体験型プログラム*
理工学域自然システム学類(卒業)
水野 真衣 さん
*モンクット王工科大学トンブリ校(タイ)との理工系教育研修プログラム*
理工学域自然システム学類(卒業)
吉田 美月祈 さん