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日本人学生 × 金沢大SGU

人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。

*ドイツへ留学*
人間社会学域国際学類

井内 良 さん

私は2014年10月から約10か月間、ドイツ・デュッセルドルフにあるハインリッヒ・ハイネ大学に留学しました。デュッセルドルフは、ドイツの西にあるノルトライン・ヴェストファーレン州の州都で、日系企業がヨーロッパの拠点として多く集まる商業都市として知られています。中央駅前の大通りを歩けば、日本人が経営する飲食店を多く目にすることができます。

私の留学の目的は、主にドイツ語と英語の習得、そして見知らぬ地で自分の力で人間関係を一から構築していくということです。授業では、より実践的なドイツ語の語彙や表現法、英語でのプレゼンテーションやビジネス英会話などを学びました。ヨーロッパには、EU内の大学生が出身国以外の欧州諸国で学べるエラスムスという留学プログラムがあり、ハインリッヒ・ハイネ大学でも各国からの留学生を見かけることができます。ともにドイツ語を学ぶ仲間として、自分の隣にトルコ人やイタリア人やポーランド人が座っているというのは、なかなか新鮮でおもしろいものです。

またハインリッヒ・ハイネ大学には、現代日本研究科というドイツ国内で最大規模の日本学を研究する学科があります。この学科の学生は、日本語はもちろん、日本の社会問題からサブカルチャーまで、あらゆることに興味を持っていて、個性にあふれた人たちばかりです。好きな日本語は何かと聞いて、「詫び寂び」と答えられた時はたまげました。

井内良_空港

(帰国時にはたくさんの友人が空港まで見送りに来てくれました)

 

留学で得られるのは、語学力や専門的な学識だけではありません。生活の中で培った経験や友達や人脈といったものも、留学後の自分自身にとって糧となり、武器となりうると私は思います。

金沢大学は留学に対するサポートが厚く、留学生一人ひとりの様子を日本からしっかりと見てくれています。経済面に不安のある人も、返済の必要がない給付型の奨学金を受け取りながら留学することもできます。留学の環境が整っている今、残す必要なものは海外へ飛びだす自分自身の一歩ではないでしょうか。

 

★派遣留学プログラムについてはこちら

(掲載日:2015年9月1日)

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