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日本人学生 × 金沢大SGU

人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。

*金沢大学 海外インターンシッププログラム「フィリピン・イフガオ」*
人間社会学域国際学類

向江 珠希 さん

留学前は、フィリピンの文化や歴史について調べました。現地の方に直接質問できるチャンスは中々ないので、予め知識を入れて話題を探しておくといいと思います。また、知らず知らずのうちに失礼な発言をしないためにも最低限の知識は必要だと思いました。勉強面では、英単語や英文法を見直しました。研修期間中積極的にコミュニケーションをとる自信につながったので、事前の英語学習は大切だと思います。また、日本についての話題も考えておくといいです。留学中は話をする機会がたくさんあります。私は、語学力や知識が足りなくて上手く説明できず悔しい思いをしたので、予めどういう表現ができるかイメージしておけば良かったと思います。

マニラでは、領事館やJICA、日本企業に訪問してお話を伺いました。海外で信念を持って働く方々の姿を見て刺激を受けました。イフガオへはバスで移動しました。9時間の移動は辛いだろうと思っていましたが、実際は思っていたほど大変ではありませんでした。参加者の皆さんと話したり景色を見たりしているとあっという間でした。棚田巡りは想像以上にハードでしたが、その分達成感は大きかったです。目前に広がる棚田群は圧巻でした。是非、あの景色を自分の目で見てほしいです。足場が悪い中長距離を歩くのは大変でしたが、細部を観察しながら、みんなで励まし合いながら散策できたのは良い思い出です。

インターンシップでは、現地の生活を体験させてもらいました。精米を手作業でやったり、地鶏をしめて調理する様子を見せてもらったり、世界遺産の一部の田んぼに田植えをさせてもらったりと本当に貴重な体験でした。全てが新鮮な体験で、終始感動していました。インフラが整っていないことは大変でした。トイレは水洗ではないので桶から汲んだ水で流します。トイレットペーパーは流せないのでゴミ箱に捨てます。また、シャワーは冷水しか出ませんでした。どちらも慣れるまでは気が重かったですが、数日過ごすうちに、気づくと受け入れられていました。途上国での生活は抵抗があるかもしれませんが、非日常を味わえますし、日本のインフラ設備の有難さを身をもって感じられるいい機会になると思います。

毎日刺激的で新しい発見ばかりでした。日本では経験できないことが沢山ありましたし人とのつながりも広がって、とても充実したプログラムでした。迷っている人は、是非勇気を出して参加してみてください!

(掲載日:2019年12月20日)

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