人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。
*ASEAN Youth Educational Forum and Young Speaker's Contest(タイ)*
人間社会学域国際学類
「タイに行きタイ!」から始まった私のスピーチコンテスト出場への挑戦は、東南アジア研究をしている私にとって、とても良い経験になりました。ファイナリストに残ることはできませんでしたが、沢山の先生方が指導して下さったおかげで、私がスピーチのテーマにした「持続可能な開発のための消費行動」について、私自身も深く考えることができました。そして何より、同じアジア地域の大学から参加した彼らのASEAN+3の地域に関する知識と、その地域の持続可能な開発について考えるプロフェッショナルな姿勢から多くのことを学び、刺激を受けました。ForumからJoint Statementの採択を通して、ASEAN+3地域の持続可能な開発に向けて、各国内に限らず国を越えて協力し取り組む必要性と、それを難しくする各国の情勢が未だ改善されきれない事実を改めて実感しました。
もちろん、各国の発展状況も含めた情勢が安定することも、ASEAN+3地域全体の発展に繋がることなので、サポートが必要な国にはできる国がしっかりサポートしていくべきだということが重要事項だと、確認することができました。また他の参加者との交流の面では、ほとんどの参加者にとって英語が第二言語であるというASEAN+3の地域的特徴がありますが、だからこそ積極的に理解できるまで話し合えたし、東南アジアが私自身最も興味のある地域なので、その地域の学生と友達になれたことはとても嬉しかったです。
実は、私は今マレーシアに留学しているのですが、このフォーラムで出会ったマレーシア代表の学生と再会することができました。このように、私が現在留学をしていて強く感じるのが、人とのつながりの大切さです。同じマラヤ大学で学ぶローカルの学生とのつながり、世界中から集まった留学生とのつながり、金沢大学から世界中の大学で頑張っている留学仲間とのつながり、マレーシアに住む日本人とのつながり、研究対象の東南アジア各国にいる友人とのつながり。いろんな形のつながりから、学ぶことも頑張ろうと感じることも、留学3か月目にして既に数え切れないくらいあります。
金沢大学では東南アジアに関する授業が少ないのは事実です。しかし、自分から学ぼうとすれば、学べる機会は沢山あります。先述の通り、人とのつながりから学びを得たり広げることもできます。英語であれば東南アジアに関する論文も溢れているし、先生方に直接話を伺うこともできます。そして金沢大学では、今回私が参加させて頂いた国際的なフォーラムの他にも短期留学、海外インターンシップ、そして長期派遣留学のプログラムが非常に充実しています。このような様々な機会を大いに活用して、新しいつながりを作り、自分が学びたいことを具体化しながら学ぶことが、とてもおすすめです。また、どんな挑戦にも得られるものは必ずあると思いますが、目的意識を持って取り組むと、学びの効率も学修量も倍増することも実感しているので、学び方を工夫しながら機会を活用していきたいと思います。
(掲載日:2019年12月20日)
*One Young World 2023 Belfast Summitに参加*
自然科学研究科地球社会基盤学専攻 / KU-SGU Student Staff
飯田 吟太 さん
*One Young World 2022 in Manchester に参加*
自然科学研究科自然システム学専攻/KU-SGU Student Staff
石黒 歩 さん
*海外留学ファーストステッププログラムinバンコク(夏)(オンライン研修)*
人間社会学域国際学類/KU-SGU Student Staff
板倉 さくら さん
*派遣留学プログラム(ドイツ・ヴュルツブルク大学)*
留学時:人間社会学域地域創造学類(留学後:人間社会環境研究科地域創造学専攻に進学)
加藤 瑞葉 さん
*KU-SGUタンデム企画に参加*
理工学域数物科学類/人間社会環境研究科
寺尾 皓/エブヌ・マライニーン さん
*One Young World 2021 Munichに参加*
人間社会環境研究科地域創造学専攻/KU-SGU Student Staff
砂子阪 将大 さん
*海外留学ファーストステッププログラムinバンコク(春)(オンライン研修)*
人間社会学域経済学類
山門 未来 さん
*フィリピンにおける自然災害の理解とその対応:室内・野外実習を通した体験型プログラム*
理工学域自然システム学類(卒業)
水野 真衣 さん